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School of C’rock

School of C’rock -Trailer-

VIDEO

【人生初の映像作品】

気付けばもう14年以上前の作品。

中学生時代の友人に影響を受けて以来、ずっと隠れてヒップホップを聴いていた。今でこそヒップホップが当たり前のように聴かれる時代になったけど、当時田舎の高校に通っていた自分の周りには、本当にヒップホップ好きがいなかった。通っている高校にも、なんかフィットしてない感じがして、ずっとモヤモヤしていたのもあってラップしてみたいなーって思いながらも、どうやったらクラブとかで歌えるのだろうかと模索していた高校時代。

勇気を出して初めて行ったクラブで、ヤンキー同士の抗争みたいなのが勃発して『うわークラブって、こわ』って印象を受けた(笑)

そこからは、ホントこそこそ家で機材を集めては録音の方法を調べてみたり、歌詞を書いてみたり、カラオケ行って練習してみたり。思い返せば、本当にコソコソ隠れてやってたなと。で、一年間の浪人生活を経て、大学に入ってその溜まってた気持ちが爆発した。

今振り返るとラップでもなんでも無い感じになってるけど、初めてちゃんと作った曲にしては結構歌詞とかもしっかりしてるし、人生で初のLIVEを行った思い出の楽曲でもあって、思い入れの強い作品。

当時、まだ時代はガラ携で動画とかも今の時代ほど、普及してなかったけど、ずーっと家に引き篭もってMTVやらスペースシャワーTVなどを見まっくっていた自分にとっては、ミュージックビデオが欲しいなって流れに自然となって、とりあえず、ホームビデオみたいな機械を買って色んなものを撮影しまくっていた。編集の仕方とかも全然わからなくて、なんなら文字も打ち間違ってるし(笑)

とりあえず安物のPCの中にも入ってるWindows Movie Makerで、頑張って作った思い出がある。パソコンのスペックなんて当時全然気にしてなかったけど、ゴミみたいなスペックだったので、確かこの程度の映像を書き出すのに24時間ぐらいかかった気がする。

それでもこの作品がなかったら、あの時一人で録音してみようなんて思いがなかったら、もしかすると今も映像なんて触ってなかっただろうし、あの時自分の好きとか、好奇心を大事にして良かったなって思う。

今の子どもたちは、本当に調べれば丁寧に説明してくれる動画があって、大抵の事はGoogle先生にお伺いを立てたら、答えが返ってくるので、すごい良いなって思う。当時はこんなにインターネットもYoutubeも普及してなかったし、調べるといえば何とか説明書を探し出して、あぁでもない、こうでもないというのを繰り返しながら自分で導き出すしかなかったので。

でもまぁ、自分の生き方のルーツというか、大切なモノとか考え方の原点を生み出してくれた、この『Scool of C’rock』という作品は自分にとっても大きな財産となりました。

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Diorama Noise
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